ツチニンの使い方がわからない

https://bo-man.hatenablog.com/entry/2020/08/08/023828

【奇数弾の法則】デュエルマスターズのハズレ弾考察【シザー・愛】

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筆者 しーびー 

突然ですが皆様はデュエル・マスターズのハズレ弾といえば何弾が思い浮かびますか?

昔は「奇数弾の法則」という言葉がありまして、有名な所だとDM-05「漂流大陸の末裔」やDM-07「時空超獣の呪」が奇数弾の法則に当てはまりハズレ弾と言われていますが、本当にハズレ弾なのか考察しました。


参考資料
エキスパンション - デュエル・マスターズ Wiki


※人によって「ハズレ」の意味合いは違ってくると思いますが、ここでの「ハズレ」の定義は環境に大きな影響を与えなかった事を指しています。目安は発売からパック生産終了の約2年の間としてます。

軽く自己紹介すると筆者はDM01~DMR-02「ダークサイド」までDMをやっており、3年半くらい離れDMR-21 「革命ファイナル第1章ハムカツ団とドギラゴン剣」から復帰し、DMRP-04裁 「誕ジョー!マスタードラゴン!!〜正義ノ裁〜」らへんまでガチでやってました。

さて、今回はハズレと言われるDM-05「漂流大陸の末裔」のカードを見てみましょう。
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当時はアストラル・リーフ全盛期だったので一番の当たりは「アクア・サーファー」でした。次に青緑での「巨翼の爪」の採用率が高く、「解体屋ピーカプ」は赤主体の速攻で活躍していました。
第1回殿堂後はアクアン系統のメタカードとして「ストームジャベリン・ワイバーン」が、2004年から無双竜機ボルバルザークを主体としたデッキで「ツインキャノン・ワイバーン」が、後のバジュラズ・ソウル環境では「神魂の守護者シュノーク・ラー」が活躍しました。
細かい所だと赤黒除去のフィニッシャーに「殺戮の羅刹デス・クルーザー」初期のアクアンブラックに「剣舞の修羅ヴァシュナ」除去コンに「光翼の精霊サイフォス」黒絡みの速攻デッキに「スパイダー・ジュエル」が搭載されていたと記憶しています。
次弾DM-06「闘魂編」で強力なサバイバーを獲得し「威嚇するスマッシュ・ホーンα」と「ブレイズザウルスα」は大きく飛躍、第一回殿堂後はメタゲームに入り込みました。

次にDM-07「時空超獣の呪」見てみましょう。
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当時もアストラル・リーフ全盛期だったので「メビウス・チャージャー」「地獄万力」「呪紋の化身」が頭一つ抜けてました。
第1回殿堂後からはアクアンブラックに「飛行男」と稀に「戦艦男」が、速攻に「クック・ポロン」イニシエートに「聖天使カイザル・バジキューラ」が採用されていました。

改めて両者を見てみると「VRとSRが弱い」という共通点があり、当時は光り物が弱い=ハズレ弾という認識が強かったです。
VRはともかくSRが強すぎたら黎明期な事や、対象年齢を考えると廃れる事を危惧したのではないか?というのが読めますし、仮に今挙げられてる実戦レベルのカードが全部SRだったら・・・と思うと震えます。
いや、光り物強いほうが子供受けいいでしょ!という意見も理解できますが、黎明期なのもあってタカラ側も考えてるんだなと思います。

さて、前置きが長くなりましたが結論一番のハズレはこの弾だと思います。
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DM-21 「封魔王の系譜」になります。
当時から私は一番ハズレ弾と思ってて不死鳥編で何故か一番ハズレと言われるDM-23「冥龍王帰還」以下だと思います。
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当時の目線で、実戦向けなカードを見てみましょう。
DM-21 「封魔王の系譜」
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「究極兵士ファルゲン」と「悪魔提督アルゴ・パルディオル」の2枚で、前者は赤絡みの速攻、後者はグランド・デビルのハンデス対策として。

グランド・デビル強いなら目玉の「超神星ネプチューン・シュトローム」って強いんじゃないの?というツッコミはあるかも知れませんが、デュエルマスターズプレイスと違いシンパシーもなければ「メディカル・アルナイル」「デモナイト・エリダヌス」「スナイプ・アルフェラス」はグランド・デビルではなくディープ・マリーンという種族なのとフィニッシャーは軽く決定力のあるDM-19の「超神星プルート・デスプリンガー」と「超神星マーキュリー・ギガブリザード」がフィニッシャーでした。
褒めるところがない弾ですが最近「炎竜提督ガウスブレイザー」が高騰してました。私は「デビル・リンク・タブー」に期待。

DM-23「冥龍王帰還」
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「光波の守護者テルス・ルース」と「九龍騎神ドラン・ギレオス」と「埋め立てロボ・コンクリオン」の3枚で、テルス・ルースの影響は凄まじくシュノーク・ラーと変わる形でトップメタであった「除去ガーディアン」を筆頭にランデス対策基ブロッカーとして様々な除去コンで活躍していました。
ドラン・ギレオスとロボ・コンクリオンは一考の余地有程度のカードですが、後者は当時「インフェルノ・ゲート」が4枚使えたのでメタの回り方次第では活躍できるスペックです。
同弾の「曲芸メイド・リン・ララバイ」も未来で無限ループ要因に使われましたがまた別の話。

この事から一番のハズレ(需要の無い)の弾はDM-21 「封魔王の系譜」だと思います。

・余談
光り物が弱い=ハズレ弾の理論だとDM-03「超戦士襲撃」もハズレ弾になると思いますがDM-03は「灼熱波」「ボルカニック・アロー」「深緑の魔方陣」「スナイプ・モスキート」「ストリーミング・シェイパー」「エメラル」が環境に与えた影響が大きすぎるのと、3弾当時も看板SR「天空の超人」も細々と活躍してたし第1回殿堂後は除去ドラゴンにて「ガルカーゴ・ドラゴン」が採用されたり、後の「魂と記憶の盾」「パクリオ」に対するメタカードとして活躍し「デビル・ドレーン」の存在もあって難しいところ。
DM-16 「魔導黙示録」もハズレに挙げられる事はありますが「解体人形ジェニー」「ノーブル・エンフォーサー」「パシフィック・ドミネイター」の3種しか思いつきませんでした。既存のトップメタがより強化される形になったのでこちらも難しい。