こんにちは。ぴえん山延暦寺です。
最近、ゲートボールが各所で流行っておりますね。よくtwitterで〇〇組んだ!といったツイートが流れてきています。
コロコロ✕デュエマ歴史館もそろそろ2007年の時期に突入してきている頃ですね。拡張パックや構築済みデッキのキャッチコピーに嘘をつくなとぶちぎれてることも多々ありますがそれはそれとして、コロコロ✕デュエマ歴史館では《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》にすべてを燃やし尽くされた2006年が終わり新しい環境が始まろうとしています。
2007年の公式大会の環境はサムライ・リーグで、DM-24までのカードプールでした。
サムライ・リーグの開催時期は2007年8月の夏休み期間(8/12,8/26開催)で、この頃は収録が当時にしては相当破格なスーパーデッキが2種類発売されておりました。
デュエルマスターズ黎明期の構築済デッキやハーフデッキは《地獄スクラッパー》、《デーモン・ハンド》、《アクア・サーファー》といった汎用STは1枚,2枚しか収録されておらず、デッキ1個につき多くて2種類くらいしかそれらのカードは入っておりませんでした。また、主軸となるカードもなぜか1枚〜2枚で、そのまま遊べる強力デッキ!とはとてもいいがたいものでした。なんならデッキの25枚〜35枚が使い道の無いカードであることすら。お前のことだよ白凰精霊デッキ
それがスーパーデッキでは《紅神龍バルガゲイザー》、《コッコ・ルピア》、《天海の精霊シリウス》、《ヘブンズ・ゲート》といった主軸となるカードが基本的に3枚から4枚収録がデフォルトで、高額カードでは《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が1枚だけですが収録、汎用カードも《デーモン・ハンド》4枚、《地獄スクラッパー4枚》、《アクア・サーファー》2枚、《ホーリー・スパーク》3枚、《エナジー・ライト》4枚、《トリプル・ブレイン》2枚という大盤振る舞い。
また、当時殿堂入りしていて再録がなく、かつ複数のデッキで使用するため需要が高く、地味に入手困難であった《サイバー・ブレイン》、《エメラル》、《アクアン》も収録されていました。
また、当時黒枠しかなかったデュエルマスターズですが、収録カード全部が銀枠という新しい試みも見られます。これは大人には不評ですが、子供は真新しいものが大好きです。今までとは違う銀枠を欲しがる子供も多かったのではないでしょうか。
これらの背景も子供と大人の資産差を埋めるのに貢献していたのではないだろうかと思います。これが黒枠だったら子供受けしなかった未来もあったのではないでしょうか。地味ですが大事な要素です。
そんな懐かしいサムライ・リーグを友人と遊ぶために【除去ガーディアン】、【ドラゴンランデス】、【牙バジュラズ】、【ボルコン】、【グール】を組もうとしましたが、先日エターナル・リーグ環境やジェネレート・リーグ環境のデッキを組みすぎたせいで、ある程度組んでる途中で《デーモン・ハンド》、《地獄スクラッパー》、《アクアン》、《サイバー・ブレイン》の初期版を切らしてしまいました。
そのためありあわせでデッキを組むことにしたのですが、ストレージに先程紹介したスーパーデッキの汎用群が眠っているではありませんか。
「そういえば、スーパーデッキが出てからデュエルマスターズは本当に始めやすくなったなぁ」ということを思いながらデッキ完成。
・除去ガーディアン
・ボルコン
・グール
・ドラゴンランデス
・牙バジュラズ
新枠とかもないしスーパーデッキ出たてだしで見た目が本当に2007年っぽくてエモいですね。
そして友人とカードショップに向かいました。いつになっても新しく組んだデッキを回すときはワクワクしますね。
和気あいあいと当時を懐かしみ遊んでいたのですが対戦の途中、突然友人の目の色が変わり怒り狂ってしまいました。
曰く、「ドラゴンランデスの《アクア・サーファー》、《地獄スクラッパー》はレギュレーション違反だ。他にも除去ガーディアンの《サイバー・ブレイン》、《アクアン》もだ。」だそう。
「いや、銀枠だし【バイオレンス・エンジェル】と【ヘヴン・オブ・ドラゴン】で出たやん 2007って右下にも書いてあるし」と返します。
「よく見ろ 光り方が違うじゃないか。お前が使っているものは2007年11月23日発売の【キャッスル・オブ・デーモン】に収録された《アクア・サーファー》だぞ。おまけに《サイバー・ブレイン》、《アクアン》も光り方が違う。除去ガーディアン、バジュラズの《アクアン》、《サイバー・ブレイン》は【キャッスル・オブ・デーモン】、ボルコンとグールとバジュラズの《地獄スクラッパー》も【ビクトリー・ソウル】収録のものだ。実際にそのデッキに入っている除去ガーディアンの《デーモン・ハンド》と《アクアン》の光り方を比べてみろ。《デーモン・ハンド》は斜めに光ってるけど《アクアン》は縦に光ってるだろ。ちゃんと確認しろ」と語気荒く言われてしまいました。
このような悲しいことが起きてしまった原因は実際のスーパーデッキの発売日、光り方の違いまで確認せず、右下のリリース年のみの確認となっていたこと、初期版で統一せず経費削減のため銀枠に逃げたことでした。
再発防止のため、基本的には初期版を使用すること、やむを得ず再録版を使う場合は発売年だけでなく、正確な発売日を確認することを心がけます。
みなさんもこのような悲しいことが起きないよう気をつけましょう。