ツチニンの使い方がわからない

https://bo-man.hatenablog.com/entry/2020/08/08/023828

デュエプレのロマノフの解釈違いと干され具合に泣いた

ぴえん山延暦寺です。文字通りぴえんです。

皆さんデュエプレ10弾楽しんでるかな~ 僕は楽しめてないよ~!
いやーこのゲーム、思い出にすら浸らせてくれないなんてひどいゲームだよ全く。

ちなみに以前書いたロマネスク記事、運営がツチニンブログ見てるのかインフェルノサインへの忖度かは知らないけどちゃんと能力調整が入りました。BAKAからちょっとできるくらいにはなりましたね。

bo-man.hatenablog.com

「戦国編(バトル・ギャラクシー)」リリース

DM-28「戦国編(バトル・ギャラクシー)」に《邪眼皇ロマノフI世》ってカードがありました。

2008年頃ってデュエルマスターズの人気が盛り返してきた時期だったり、小学生の頃に黎明期のデュエルマスターズを触れてた世代が中高生となる時期だったりで、このあたりから復帰した人も周りでよく見ます。また、DM-28発売後リリースされたスーパーデッキ【エンドレス・オール・デリート】により、【ロマノフサイン】というデッキが誕生しました。ギミックの真新しさや《ダンディ・ナスオ》を利用したピン挿し呪文の利用、リアニメイト戦術等、「カードゲームオタクが好きそう」な要素が多く、今でも根強い人気があります。

人によって採用するカードに差はあれど、大体こんな感じのリストでした。

令和3年 デュエプレに進出

そんな人気カードである《邪眼皇ロマノフI世》がデュエプレにリリースされないわけがなく、案の定当時の人気カードである《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》と一緒にDMPP-10にてリリースされることとなります。

紙との相違点は
・cipでの墓地肥やしが探索だが1枚から2種に
・唱えられる呪文のコストが6以下から7以下に

墓地に落とす枚数、唱えることのできる呪文の範囲からものすごく強化されているように見えるが、このデッキの強みである「相手のデッキや局面に合わせてピンポイントでカードを墓地に落とし、臨機応変に《インフェルノ・サイン》で釣ったり《邪眼皇ロマノフI世》で唱えて対処する」ことが探索という仕様により難しくなっています。そのため正直あまり強くなさそうだなと思っていたのですが、新しい形の【ロマノフサイン】が生まれることになります。

デュエプレ版【ロマノフサイン】解釈違い

よく見るデッキリスト

リリース初日と次の日に潜ってよく見る型を見まねで再現したリストがこちらになります。青入りも見かけますがやってることは大体同じなのでリストは省略。

大体の構築が《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を《ボルメテウス・武者・ドラゴン》または《邪眼皇ロマノフI世》にクロスし、自分のドラゴンとサムライ・クリーチャーにスピードアタッカーを付与しワンショットを目指す構築となっています。言ってしまえばちょっとめんどくさい《煉獄と魔弾の印(エターナル・サイン)》です。

解釈違い

冒頭でも挙げたようにTCG版もデュエプレ版もシークレットの《邪眼皇ロマノフI世》のフレーバーテキスト、「我が目標は唯一にして絶対!全てのサムライのオール・デリート!――ザキラ」と書いてあるんですよ。

なのにお前なんでサムライと組んでてあろうことかクロスギアと手組んでラダーにいるの???君ナイトだよね??実家捨てた????全てのサムライのオール・デリート!というフレーバーテキストはどこに行ったの!?もしかしてサムライの力借りないと戦えませんとかそういうこと言わないでしょうね???背景ストーリー上あり得ないデッキが生まれてしまうのどうにかしろ!!!!解釈違い!!!!自衛のためブロックいたします!!!!

まあこれはカードゲームではよくあることなのでいいでしょう。背景ストーリーで死闘を繰り広げていた《時空の支配者ディアボロス Z》《超時空ストーム G・XX》もTCG上ではニコイチだし、オラクル側である《神聖麒 シューゲイザー》も2014年以降はアウトレイジである《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》を手下に従えています。《ボルシャック・ドギラゴン》も《禁断〜封印されしX〜/伝説の禁断 ドキンダムX》と仲良しです。気にしてたらキリがありません。

実際2015年に発売したクロニクルデッキで《煉獄と魔弾の印(エターナル・サイン)》を使えば同じようなことはできるし、紙でも《マイキーのペンチ》《爆獣イナバ・ギーゼ》で再現できるので、それ考えればそんなに冒涜ってわけでもないはず。

運営から干されている説

まあ上述した解釈違いなんて些細な問題です。本当にヤバイのはここからです。このデッキ、運営から干されている説が濃厚なのです。

このデッキは先述の通りワンショットを基本的に狙っていくデッキなのですが、相手の盾枚数が5枚だとワンショットできません。ワンパンサーファーしちゃうから?それもあるかもしれませんが根本的な問題が存在します。制限時間です。

※2021/08/29追記
どうやらメチャクチャ頑張ればワンショットいけるらしいです。頑張れRTA in Japan
※追記終わり

ワンショットできる条件は整っているとして、「サイン/ロマノフcip/攻撃/サイン/ロマノフcip/攻撃/サイン/ロマノフcip/攻撃/サイン/ロマノフcip/攻撃・・・」と繰り返していると探索が動作1個1個ごとに行われます。ロマノフを4体出すと探索回数実に12回!
これに相手のブロックフェイズ、シールドブレイク時の盾選択、場合によってはザンゲキマッハアーマークロス、武者アタックトリガーの処理が入ります。

そのため時間が本当に足りず、どんなに頑張っても3体目の攻撃で時間オーバーとなってしまうようです。つまり盾5枚からダイレクトアタックが出来ません。そのため事前に盾を減らしておく必要があったり、本来そこまで致命的なトリガーにならないはずの《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》、相手をビビらすことしかできない《フェアリー・ライフ》ですら制限時間を乗り越えられなくなるため致命的になったりします。
考えてる時間なんてありません。RTA in Japanです。

Twitterではこのようにリリース日から決して安くはない額の課金やポイントでの生成で【ロマノフサイン】を作って遊んでる人たちが嘆き怒り悲しみツイートをしていました。
おい見てるかdmps_info

対策

ワンショットできない理由は《邪眼皇ロマノフI世》に強制攻撃効果がないからです。つまるところ、《邪眼皇ロマノフI世》に強制攻撃効果を付与すれば解決します。しかしそんな都合のいいカードは・・・

ありました!!!

強制攻撃付与なのでこれにより頑張ればワンショットできるようになりました。万事解決!(´っヮс)ウオオオオオオオオwwwwwwwロマノフ最強!ホノオ最強!ペリオンブレスドラグーン最強!

バーカ氏ね!

※2022/10/13追記
このテキストだと《一撃勇者ホノオ》は後から出てきた《邪眼皇ロマノフI世》に強制攻撃を付与できないみたいですね。失礼しました。

まとめ

この不具合?が解決するまで【ロマノフサイン】は使用するべきではないでしょう。不快になるだけなので。

楽しかった思い出の《邪眼皇ロマノフI世》は解釈違いを受け入れざるを得なくなり、その解釈違いの姿ですら満足に活躍することができない現状、《邪眼皇ロマノフI世》が運営に干されてるとしか考えられません。

このようなことがあると《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》とdmps_infoが寝たのかとか何か後ろめたいことがあるのではという疑惑すら生まれてくるのでやめていただきたい。